証券用語集

  • 本文検索

価格優先の原則

読み
かかくゆうせんのげんそく
関連カテゴリ
取引所・市場・注文方法

成行注文は指値注文に優先し、指値注文については、買い注文では値段の高いものほど優先、売り注文では安いものほど優先して取引が成立するという、注文執行の優先順位のこと。
ただし、同値に複数の注文のある場合は以下の取引所のルールに従う。

■取引所ルール
寄付前に出された注文はすべて、同時に受け付けた注文は「同時注文」となります。(前場・後場それぞれに該当)
「同時注文」は、同時に受け付けた注文ですので、時間優先の原則は適用されず注文に優先順位が決まっていない状態となる。
「同時注文」は、その値段に注文を発注している証券会社ごとに
注文を合計して証券会社単位で売買が成立する。
以下のルールに従い注文を出したすべての証券会社に、平等に配分する「同時注文の配分順位」(第1〜4順位)があります。

【同時注文の配分順位】
第1順位
 売買単位の5倍の数量(各証券会社の注文を合計し、注文数量 の多い証券会社から少ない証券会社の順番で、1単位ずつ売買 単位の5倍の数量になるまで配分する)
第2順位
 第1順位の配分数量を除いた各証券会社の残りの注文数量に3 分の1を乗じた数量(端数は切上げ)(注文数量の多い証券会 社から少ない証券会社の順番で、1単位ずつ残りの注文の3分 の1の数量になるまで配分する)
第3順位
 第2順位までの配分数量を除いた各証券会社の残りの注文数量 に2分の1を乗じた数量(端数は切上げ)
第4順位
 第3順位までの配分数量を除いた各証券会社の残りの注文数量

 なお東証の「同時注文」および「同時注文の配分順位」は、「東証公式サポータ 株式取引編」という
東証が出版している本に詳しく掲載されている。

関連ワード

前のページに戻る

トレジャーネットの魅力トレジャーネットの魅力

口座開設のご案内
お問い合わせ
フリーダイヤル0120-972-408

受付時間
8:30-17:00(平日)

IP電話などでフリーダイヤルをお使になれない場合は下記へ

IP電話048-643-8367
ページの先頭へ