SPAN証拠金
VaR方式について
2023年11月6日(月)よりJSCC(日本証券クリアリング機構)は、先物・オプション取引に必要な証拠金額の算出方法を変更いたします。
現在の「SPAN方式」から「VaR方式」へ変更となり、それに伴いトレジャーネットでは、11月5日(日)18時より「VaR方式」にて算出された証拠金を適応させていただきます。
「VaR方式」詳細についてはJSCC(日本証券クリアリング機構)のHPをご覧ください。
【日本証券クリアリング機構】新証拠金計算方式(VaR方式)とは
VaR方式の特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
売買で証拠金が異なる | 売建て、買建てで証拠金が異なります。 |
限月により証拠金が異なる | 3限月や6限月等、限月別に証拠金が異なります。 |
毎日、証拠金を計算 | JSCCが、毎日16時頃に証拠金を計算し、公表いたします。 |
公表日当日に適応 | 公表された証拠金は、即適応されます。 |
注意点
- ・11月2日時点で足りていた証拠金が、11月5日では不足となる場合がございます。
証拠金には余裕をもってお取引をお願いいたします。
11/5、18時以降にご確認いただき証拠金不足となった場合は、ご入金、証拠金への振替をお願いいたします。 - ・VaR方式では「どのようなポートフォリオとなった場合に、最もリスクが高い状態となるか」を計算して証拠金を算出いたします。売り買い、限月により差異がございますのでご注意ください。
- ・11月6日以降HPにて証拠金の掲載はございません。お取引画面でのシミュレーション等でご確認ください。
SPANとの変更点は以下の通りです。
変更点 | SPAN方式 (11/5・3時まで) |
VaR方式 (11/5・18時から) |
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売買の証拠金 | 売り買いで同じ証拠金 | 売り買いで異なる証拠金 |
限月ごとの証拠金 | 原則どの限月も同じ証拠金 | 限月により異なる証拠金 |
証拠金公表タイミング | 週末最終営業日公表 | 毎営業日夕方公表 |
証拠金適用タイミング | 翌週適用 | 当日適用 |
先物必要証拠金
銘柄 | 適用期間 | トレジャーネット プライススキャンレンジ |
取引所 プライススキャンレンジ |
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日経225mini | 2023/10/30(月) 〜 2023/11/2(木) |
176,400円 | 147,000円 |
日経225 | 2023/10/30(月) 〜 2023/11/2(木) |
1,764,000円 | 1,470,000円 |
JPX日経400 | 2023/10/30(月) 〜 2023/11/2(木) |
102,000円 | 85,000円 |
売オプション1単位当たりの最低証拠金額(円)
銘柄 | 適用期間 | トレジャーネット基準 | 取引所基準 |
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売オプション1単位当たりの最低証拠金額(円) | 2023/10/30(月) 〜 2023/11/2(木) |
74,400円 | 62,000円 |
- ※トレジャーネット基準証拠金所要額=(SPAN証拠金額×1.2)-ネットオプション価値の総額
なお、SPANⓇについては日本証券クリアリング機構ホームページをご参照ください。 - ※プライス・スキャンレンジは,先物取引1単位当たりの証拠金額に相当します(単一商品の単一限月取引を行っている場合に限ります。)。