先物オプション取引制度
―大証デリバティブシステム(J-GATE)について―

平成23年2月14日(月)より大阪証券取引所の先物オプションの取引制度が変更になりました。
先物・オプション取引制度の概要は以下の通りです。

1.概要

同時呼値ルールの廃止 値付けのルール
「同時呼値ルール」を廃止し、常に「価格優先・時間優先の原則」に基づき取引となります。
※ 当社の注文につきましては、当日扱い注文のみとなります。期間指定注文は取り扱いません。
板寄せ方式による約定値段の決定方法の見直し 板寄せの新ルール
「価格優先・時間優先の原則」に従い、取引数量が最大で、かつ、取引されない数量が最小となる価格を板寄せ方式による約定値段とします。
「価格優先・時間優先の原則」の適用に伴い、現行の「成行注文の全部合致」は取引成立要件ではなくなります。
成行注文しか注文板にない場合は、取引が成立しません。(売り又は買いのいずれか一方に指値注文があることが新たに取引成立要件となります)。
板寄せ方式での約定の有無にかかわらず、板寄せ時刻を経過するとザラバに移行します。
即時約定可能値幅制度の導入
誤発注等による価格急変の防止の観点から、直前の約定値段から所定の値幅(即時約定可能値幅)を超える約定が発生する注文が発注された場合に、即時約定可能値幅内で対当できる数量が約定し、取引の一時中断を行います。これを即時約定可能値幅制度と言います。
特別気配制度等の廃止
即時約定可能値幅制度の導入に伴い、特別気配制度及び注意気配制度は廃止されます。 即時約定可能値幅制度に基づく取引の一時中断後、取引再開時に行う板寄せの際は、呼値の制限値幅の範囲内であれば、即時に取引が成立します。
値幅制限制度の変更 株価指数先物の制限値幅 株価指数オプションの制限値幅
先物・オプション取引の制限値幅について、現行の「テーブル制」から「定率制」に変更するとともに、当該値幅の適用期間が「営業日単位」から「取引日単位」に変更されます。
サーキット・ブレーカー(CB)制度の見直し 発動条件 中断対象銘柄
市場参加者が注目する中心限月取引の価格変動を基準として対象株価指数を同一とする先物・オプション取引の全銘柄を中断する仕組みへと変更されます。また、先物価格が値幅の限度となった場合に発動され、サーキットブレーカーの発動状況に応じて値幅の限度を段階的に拡大していく仕組みが新設されます。

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2.注文条件

【注文の種類】
注文の種類 概 要
指値注文 価格の限度を指定して発注し、指定した価格又はそれより有利な価格で約定する注文。
成行注文 価格の限度を指定せずに発注し、最良の売呼値又は買呼値と順次対当する注文。成行注文は、特別気配制度の廃止に伴い、未執行数量を注文板に残すということはできなくなります(未執行数量は必ず失効します)。
最良指値注文 価格の限度を指定せずに発注し、最良の売呼値又は買呼値と対当する指値注文。FAS条件が付された最良指値注文は、対当する最良の売呼値又は買呼値がないときは、最良の買呼値又は売呼値より、1ティック優先する値段の指値として板に登録されます。
ただし、最良の買呼値又は売呼値もない場合は、当該注文は失効することになります。
ストップ注文 売買システムによる受注後において「発注時に指定した板登録条件」を満たしたときに、発注時に指定していた条件で板登録される注文。板登録条件に合致し、板に登録する際の注文の種類としては、指値注文・成行注文・最良指値注文を発注時に条件として指定することができます。
【注文の執行数量条件】
執行数量条件 内容
FAS Fill and Store 発注した注文の内、一部約定後に未執行数量が残った場合に、残数量を有効とする条件(現行と同じ)
FAK Fill and Kill 発注した注文の内、一部約定後に未執行数量が残った場合に、残数量を失効させる条件
FOK Fill or Kill 発注した注文の内、全数量が直ちに約定しない場合には、発注した全数量を失効させる条件
【注文の有効期間条件】
有効期間条件 内容
GFD Good for Day 当日の日中立会終了まで有効とする条件
(ESに受け付けた注文は当日のES終了まで有効)
GTD Good till Date 指定した期間が満了する日(*)の日中立会終了まで有効とする条件
(有効期間は、最長255日指定可能)
GTC Good till Cancel GTD条件の一種で、取り消すまで有効とする条件
(取り消さなければ、取引最終日の日中立会終了まで有効)

※ES・・・・・イブニングセッション
※(*)・・・・・当日を含め指定した日数まで

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