株式注文方法

差金決済について

現物の日計り取引(同一受渡日における同一資金での同一銘柄の売買)の場合、買いから行った取引は売りまで、売りから行った取引は買いまでが可能です。その後、再度同一銘柄を買ったり・売ったりすることは、「差金決済」に該当する恐れがありますので、原則としてシステムがブロックをかけることとなります。

※ただし、お取引の組み合わせによっては、受渡日にご入金が必要になる場合もございます。

買いから行った場合の一例:ただし保有株無し
買付余力100万円でA銘柄を70万円で買い、同日中に75万円で売却したとします。その後A銘柄を再度70万円で買おうとしても、75万円で売却した代金を買付代金に充当することは出来ません。
実際には受渡日の3営業日目に70万円×2=140万円の資金が必要なわけですから、不足分の40万円を75万円の売却代金で決済することは正に「差金決済」となるからです。
ただし、75万円の売却代金をB銘柄の買付代金として使うことは問題ありません。
売りから行った場合の一例:ただし買付余力は0円
A銘柄を1000株保有しておりその1000株を売却し、同日中に1000株を買い付けたとします。その後、新たに買い付けたA銘柄を売却することは出来ません。
実際には受渡日の3営業日目にA銘柄2000株の株券が必要なわけですから、1000株しか保有していなかったA銘柄を2000株売ったことになり、買い付けた1000株を当初保有株数と見なすことは正に「差金決済」となるからです。

トレジャーネット・システムの差金決済チェックルールについて

トレジャーネットでは、下記の差金決済チェックルールの範囲内でご注文を承ります。 それ以外のご注文は、たとえ差金決済に抵触しないように見えるご注文であっても、システムの仕様上お受けすることが出来ませんので予めご了承いただきたくお願いいたします。

◆以下の全ての条件に該当する「売り」のご注文は出来ません。
  • 注文銘柄と同一(銘柄・受渡日)の「売り」の約定がある。
  • 注文銘柄と同一(銘柄・受渡日)の「買い」の約定がある。
  • 注文数量は、同一(銘柄・受渡日)の「買い」の約定数量を含んだ注文である。
  • 前日末現在の買付余力があり、その買付余力を同一(銘柄・受渡日)の「買い」約定の平均買付価額(加重平均買付単価)で割った数量に、当日開始時点の預り数量を足した数量が、今回の注文を含む注文数量累計を下回っている。
  • 当日開始時点の全株式預り数量の内、既に売却された数量の最小評価金額(当日の値幅下限単価×売却済み数量)と買付余力の合計金額が、同一(銘柄・受渡日)の売付受渡金額及び今回の注文を含む未出来売付受渡金額(当日の値幅下限単価×未出来数量)の合計金額を下回っている。
◆以下の全ての条件に該当する「買い」のご注文は出来ません。
  • 注文銘柄と同一(銘柄・受渡日)の「買い」の約定がある。
  • 注文銘柄と同一(銘柄・受渡日)の「売り」の約定がある。
  • 注文金額が、買付余力から同一(銘柄・受渡日)の売付受渡金額を差し引いた金額を超えている。
  • 既に前日以前の預り数量を越えて売付(注文及び約定)られている。

なお、システムにより注文がブロックされた場合でも、

  1. (1)マイナス分の現金を新たにご入金していただく
  2. (2)当該銘柄以外の保有株式を新たにご売却いただく
  3. (3)当該銘柄の未約定注文を取り消していただく
  4. (4)当該銘柄以外の未約定買い注文を取り消していただく

等の処置によりご注文が可能となるケースもございます。

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