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はじめてのミニ日経

  第3回:メリット・デメリット・リスクとリターン

山本さん 先日はどうも。ここ最近、世界の金融市場は大荒れですね。戦後最大の上昇率とかバブル後最大の下げ幅なんてニュースを聞いたら、ドキドキして…。以前お話していた株は値下がりしてるし、投資信託も結局値下がりしちゃってますし…。あんまり下がるから、もう全部売ってしまおうかと思ってるくらいです。
時川先生 山本さんが株や投資信託を買っているお金って、どんな性格のお金ですか?まさか、生活資金とか!?
山本さん いえいえ、とんでもない!!もちろん、しばらくは使う予定のないお金です。年金もこの先どうなるかわからないし、少しでも今のうちから準備しておこうと思ってね。だから、20年くらいはとりあえず使う予定はありませんが…このままだと、株も投資信託もゼロになってしまうんじゃないかと不安になって。
時川先生 あら、そういうお金だったら、わざわざ大荒れのタイミングで売って、損失を確定させる事もないんじゃないですか?これから先、20年間ずっと下がり続けると思いますか?公的年金だって株式でも運用しているのだから、国がほっておくはずはないでしょう。反対に考えると、下がっている時こそ思い切って買ってみるというのもいいんじゃないですか?
山本さん それはそうですけど…どこの株を買ったらいいのかわからないし。
時川先生 こんな時こそ、以前からお話している日経225miniの出番かも!ですよ。今までお話した事、覚えていらっしゃいますか?
山本さん はい。個別の株式を取引するのではなく、日経225の指数を買ったり売ったりするということ、少ない資金で始める事ができるって話でしたよね。う〜んと、それから…
時川先生 では、メリットと注意する点をここで整理してみましょうか。
まず、メリットですが
1.日経225miniは、日経平均株価に連動する
たとえば個別銘柄を買おうとすると、それぞれに株価や業績、財務内容や、PER・PBR、配当利回り、リスク要因などを調べる必要がありますよね。また、買った会社が倒産してしまうと株券の価値もなくなってしまいます。日経225miniは日経平均株価を売買する取引ですから、銘柄分析も不要だし、倒産リスクを避けることが可能です。
2.少ない資金で始める事ができる
日経225miniは、日経平均の100倍の値段で取引します。10月14日現在、日経平均株価は9,000円位ですから90万円の取引をすることになります。ただし、証拠金取引ですので、90万円必要なわけではなく、8万円位あれば取引きを始める事ができます。少ない資金で大きな取引ができる…つまり、少ない資金でも大きな利益が期待できる・…ということで、レバレッジ(てこの原理)が効いた取引だということですね。
3.相場が下落する時も利益を狙える
現物株は買いからしか入れませんから、先日の9月〜10月のような大幅な下落相場の時は、ただ黙って見ているだけしかできませんが、日経225miniは、これから相場が下がりそうだと思ったときは、「売り」から入ることができます。その場合、相場が下がれば下がるほど利益は大きくなります。ただ、下落相場は歓迎しませんけどね…。また、同じように売りから入ることができる信用取引のときに必要な「貸株料」などの費用もかかりません。
4.情報を集めやすい
個別株を持っている場合は、毎日、パソコンや新聞などで株価を調べる事が必要ですが、日経平均株価はニュースの中でわかりますよね。ここ最近は、株式相場の動きが大きく、トップニュースになる事もよくありますから、すぐに上がっているのか下がっているのかがわかるというのもメリット。さらにニュースでは、なぜ株式市場が下がっているのかなど、詳しく解説してくれていますし、いろいろな人の意見もでてきますから、それを元に自分なりの相場観を持つこともできるようになります。
5.政治・経済に興味が出て、詳しくなれる
株価は世界の政治や経済に大きな影響を受けます。ここのところの株価の上昇・下落も、アメリカの金融機関が破綻したり、公的資金を注入したり、各国で協調利下げをしたり、G7での成果が見られたりといったことで大きく動いています。当然、自分が持っている日経225miniも連動して動きますから、否応なく経済ニュースを見るようになる…。そして、例えばある要人発言が、相場にどのように影響してくるかなど、真剣に考えるようになるんですよ!もちろん、それが予測どおりに動いたり外れたりということがあると思いますが、それが将来を予測する力になってきます。
山本さん なるほどなるほど。先物取引というと、難しくて怖いイメージがありましたが、日経225miniは意外と分かりやすいんですね。
時川先生 そうなんですよ!ただ、もちろんリスクもありますから、きちんと理解することが必要です。
証拠金取引なので、少ない金額から始められるというメリットがあるとお話しましたよね。つまり、実際は証拠金の20倍位の取り引きを行うわけですから、投資金額に対して大きな利益を出す事が可能ですが、反対に予測がはずれると大きなマイナスになってしまいます。また、相場が大きく変動するような場合は、証拠金が不足してしまい、追加の証拠金(追証)を払わなければいけなくなりますし、もし追証を入れられない場合は、強制的に決済されてしまう事もあります。現物株では、どんなに損をしても投資金額がゼロになるところまでですが、日経225miniでは、投資金額以上の損失が発生する事もあるんです。
山本さん ですから、証拠金には余裕を持っておく、きちんと自分の資産を管理し把握しておくこと…つまり、リスク管理が大切なんですよね!
時川先生 そうです!!さすが山本さん。もしかして、日経225miniを始めようかと思っているのでは?(笑)
山本さん ハハハ。実はそうなんですよ。ここのところ、いろいろ経済ニュースが嫌でも目に入ってきて、テレビや新聞を元に、「アメリカの株式市場が上昇したから今日は東京でも大幅に上がるかな…」とか、「ちょっと一気に上げすぎたし、アメリカの決算発表…どもあるからしばらくは模様眺めかな」とか、自分で予測するようになっちゃって。で、自分で言うのもなんですが、けっこう上手くいくんですよ!自分は日経225miniに向いているんじゃないかと思ってね!
時川先生 すごいですね!ただ、図に乗らないように(笑)調子に乗っていると痛い目にあいますよ。
山本さん きついな〜(笑)でも、大丈夫です。持っている株が調子に乗って買ったもので…今、塩漬けでつらい状況ですし。これからは慎重かつ大胆に行きます。
時川先生 そうですか、安心しました。では、次回は実際に始めるにはどうすればいいのかをお話しましょうか。
山本さん そうですね。できるだけ早く始めたいので、近いうちにまたお邪魔します。

ファイナンシャルプランナー ときがわ ふみ

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